ユナイテッド

22-23年夏、アルゼンチン代表DFのリサンドロ・マルティネスが、アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍することが発表された。

アヤックスといえば、有能な選手たちが欧州5大リーグに引き抜かれることが多いが、今回もその一例だ。

最近で言えば、ツィエクがチェルシーへ、デヨングがバルセロナへ、デリフトがユベントスへと去って行った。

そして、8月末新たにアヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍する選手が発表された。ブラジル代表FWアントニーだ。

この記事では、アヤックスとマンチェスター・ユナイテッドの両方に所属した選手たちを紹介していこう。

※アヤックス→マンチェスターUの直接移籍ではない選手も含む

ヤープ・スタム

マンチェスターU:98-01
アヤックス:06-08

オランダ代表でも主力のCBとして活躍したヤープ・スタム。マンチェスター・ユナイテッドでは、所属した全シーズンでプレミアリーグ優勝を経験。内2シーズンは主力として30試合以上に出場した。アヤックスでプレーしたのは現役晩年であり、同クラブで引退している。

ファン・デル・サール

アヤックス:90-99
マンチェスターU:05-11

オランダのみならず、世界的なゴールキーパーとして名を馳せたファン・デル・サールは、アヤックスでデビューを果たした。同クラブで守護神として活躍したのち、ユベントスとフルハムを経てマンチェスター・ユナイテッドに入団した。

デイリー・ブリント

アヤックス:08-14、18-
マンチェスターU:14-17

父親のダニー・ブリントの血を引き継いでアヤックスでデビューを果たしたデイリー。徐々に頭角を現していき、オランダ年間最優秀選手賞を受賞した翌シーズンにマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。そこで4シーズン過ごし、アヤックスに復帰。現在に至る。

イブラヒモビッチ

アヤックス:01-04
マンチェスターU:16-18

19歳でスウェーデンのマルメからアヤックスに引き抜かれたイブラヒモビッチは、2年目から2年連続で二桁得点をマーク。その後、ユベントス、インテル、バルセロナ、ACミラン、PSGといった強豪を渡り歩き、34歳の時にマンチェスター・ユナイテッドに加入した。

ファン・デ・ベーク

アヤックス:15-20
マンチェスターU:20-

アヤックスの下部組織出身であるファン・デ・ベークは、20歳の時からチームの主力として活躍。MFながら3年連続でシーズン二桁得点をマークし、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。しかし、ユナイテッドでは本領を発揮できずにいる状態である。

アントニー

アヤックス:20-22
マンチェスターU:22-

2020年にサンパウロからアヤックスへ加入したアントニー。”ザ・ブラジル”というようなドリブルを得意としている。テクニック、スピードともに優れており、ブラジル代表では左サイドのヴィニシウス、右サイドのアントニーといったところか。