9月末に行われたトッテナムとのノースロンドンダービーを制したアーセナルだが、同日にアディダスとのテクニカルスポンサー契約を2030年まで延長したことを発表していた。
アーセナルがアディダスと契約をしたのは、19-20シーズン開始時だが、これは同社との初めての契約ではない。19-20シーズンのものは正確には”再契約”であり、1986年から1994年の間も担当していた。
1995年からは20年間ナイキが、その後の5年間はプーマがテクニカルスポンサーを務めていた。
アーセナルは公式HPにて、「今回のパートナーシップの延長では、アーセナル・ウィメンに焦点を当て、チームと選手の世界的な露出を高めるマーケティング権を強化し、女子サッカーを前進させるという我々の共同コミットメントを継続させる予定です」と記載している。
現在、アーセナル・ウィメンには日本代表の岩渕真奈が所属。21-22年は11試合に出場して1ゴール1アシストを記録した。
アーセナルのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるジュリエット・スロット氏は、「2030年までのアディダスとの新たなパートナーシップに合意できたことを嬉しく思います。長期的なパートナーシップの延長は、この素晴らしいコラボレーションをさらに発展させ、女子サッカーの発展とサステナビリティ戦略の開発に重点を置くということを意味しています」と発言。
さらに、「私たちは、アディダスと再契約を結んで以来、地域社会への取り組みと投資を推進し、選手とサポーターのために刺激的で大胆な商品を開発してきました。私たちは、これまで共に歩んできた道のりを誇りに思うとともに、このパートナーシップを前進させることに興奮しています」と付け加えた。