ACミラン

昨シーズン終了間際に決まったACミランのオーナー変更。米ファンドから同じく米ファンドのレッドバードキャピタルに売却されたが、権利の移行等がようやく明日に行われるという。

フィナンシャル・タイムズ紙によると、ミランのクラブを買収するためにレッドバードキャピタルが主導する12億ユーロの取引に、MLBのニューヨークヤンキースとNBAスター、レブロンジェームスが出資者として参入するという。

以前の記事でもお伝えしている通り、今のところ、エリオットマネジメントは売却後少数株主として残る予定だ。

実はレブロンジェームスはリヴァプールの出資者でもある。ツイッターではリヴァプールとミランが半々になったユニフォームを着たレブロンジェームスが投稿されている。

リヴァプールの筆頭株主(オーナー)はフェンウェイスポーツグループだが、レッドバードキャピタルはフェンウェイの株式10%を所有している。その他にも今季フランスリーグ1に昇格したトゥールーズのオーナーでもある。

今回ミランのオーナーになったことで、マルチ―オーナーシップとしてシティのCFGやラプツィヒやザルツブルクのレッドブルグループのように大規模なサッカークラブのポートフォリオを形成していくと昨シーズン末に報道されていたが、いまのところ公式では明らかにされていない。

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