デンマークの時計ブランドの「アバウト・ヴィンテージ」がACミランの「オフィシャル・ウォッチ・パートナー」に。

クラブにはまず、三つのメインパートナーがあり、エミレーツ、プーマ、BitMexが挙げられる。その下に5つのプレミアムパートナーがある。

更にその下にメジャーパートナーが位置づけられている。今回アバウト・ヴィンテージはもう一つ下の階層のパートナーとして位置づけられる。尚、この階にはENEOSといった日本企業も入っている。

契約にあたり、ACミランとアバウト・ヴィンテージは、クラブの19回目のスクデットを記念した限定ウォッチ「2022 ROSSONERO」を6月27日から8月1日まで発売している。

今年初め、クラブの最高収益責任者Stylsvig氏はイギリス紙「SportBusiness」に対し、クラブはスポンサーを集めるためにミランの歴史という遺産に頼るのではなく、2019年に設立された内部コンテンツ制作部門、「Milan Media House」の「独自のセールスポイント」に基づいて各スポンサー候補に売り込むようになっていると語った。

また、「サッカーの世界はより多様化し、サッカークラブはサッカークラブ以上の存在になりつつある。クラブは”メディアハウス”でなければならない。新しいパートナーの立ち上げから新加入選手の発表まで、すべて社内で行うことで、よりスムーズな運営を実現できる」と付け加えている。

今シーズン、クラブは保険会社Wefox、暗号通貨会社BitMexとクラブとして初の袖スポンサーに。またグローバルエネルギードリンクブランドのGatorade、高級ホテルチェーンのKerzner、後は日本のコナミなどの新スポンサー群が追加された。