「古豪の復活」それこそが777パートナーズの目指すところ。イタリア最古のクラブであるジェノアを買収したことで話題になっている777パートナーズは、先日、1898年に設立され、ベルギーのトップリーグでプレーしているスタンダール・リエージュの株式を100%取得した。
複数クラブ所有することは777パートナーズのビジョンにも合致している。シティ・フットボール・グループやレッドブルに続き、米国企業も世界中のいくつかのクラブを買収し、個々のチームを超えたプロジェクトの相乗効果を展開することを望んでいる。
ジェノア、レッドスターFC、ヴァスコ・ダ・ガマに続き、アメリカ企業がベルギーのサッカー界にも参入する準備が整った。スタンダール・リエージュの公式サイトに掲載されたプレスリリースによると、オーナーのブルーノ・ヴェナンツィ氏と777パートナーズの間で、4月19日火曜日に当クラブの売却が完了し正式にオーナー移行が決定したという。ただし運営に関しては、最初は前体制を見直しつつ引き継ぎ期間を設けている。
「このプロセスの目的は、クラブにとって必要な短期的決定を下すことができるようにすることであり、777パートナーズには、将来的に最善の改善を行うために、既存のチームの具体的な機能を知るための時間を提供する必要がある。新シーズンに向けて、特にスポーツ面での準備作業はすでに始まっている。近日中に記者会見を開き、新オーナーが戦略的ビジョンについてより詳しく説明する予定だ」と声明を上げている。
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