ラ・リーガが予てより提携を結んでいるCVCとのプロジェクト「ラ・リーガ・インプルソ」に、22/23からセグンダ・ディビシオン(2部リーグ)に参戦するアルバセテ、ラシン・サンタンデール、FCアンドラ、ビジャレアルBが加わることになったと2Playbook紙が伝えている。
これにより、プロ化と育成を加速させるための資金注入が行われることになる。
この4クラブの参入により、ラ・リーガ・インプルソを構成するクラブ数は40となった。21/22年に降格したアモレビエタ、ソシエダB、フエンラブラダ、アルコルコンは契約内にとどまることになるという。
リーガとCVCの契約では、新たに昇格するクラブは貰える資金全体の34%を初めに受け取るとされている。今年の8月にこの金額を手にし、2023年6月には16%、2024年6月には25%、2025年6月には残りの25%を受け取ることになる。
4クラブは今後、投資計画がラ・リーガ・インプルソの条件に適合しているかどうか、スペインサッカー統括団体に提出する必要がある。
投資の割合の基準は、15%をコロナウイルスによって発生した債務の借り換え(3億6450万ユーロ)、15%をサラリーキャップの改善(3億6450万ユーロ、3シーズンに分割するオプションあり)、70%(17億100万ユーロ)をインフラや新規事業開発に充てるということなっている。