ブカヨ・サカ

W杯が終わり欧州5大リーグ全てが再開した。W杯では最優秀若手選手賞を受賞したエンソ・フェルナンデスやマク・アリステル、フリアン・アルバレス、クロアチアで守備陣を牽引したヨシュコ・グヴァルディオール、オランダの若手ストライカー、コーディ・ガクポといった選手が存在感を見せたが彼らは所属クラブでも輝きを見せてくれるだろうか。

今回はシーズン前半戦やW杯の活躍で市場価値(transfermarkt参考)の上昇幅が大きい選手たちをランキングにしてご紹介。

10位 ガビ

上昇値3000万ユーロ

W杯のデビュー戦でゴールを決めたガビ。弱冠18歳にして既にラ・ロハのスタメンを飾るなど、18歳とは思えないパフォーマンスを維持し続ける天才だ。

9位 フェデリコ・バルベルデ

上昇値3000万ユーロ

今季から得点能力も身に付き、24歳にして完全無欠のミッドフィルダーとなった。シーズン前半戦はミドルを打てば入るといった理不尽さでいい意味でレアルマドリーらしさを見せる。

8位 ジュード・ベリンガム

上昇値3000万ユーロ

イギリスの月刊サッカー雑誌「FourFourTwo」の十代ランキングTOP50の栄えある1位に選ばれたベリンガム。現在ドルトムントで活躍しているが、レアル・マドリーやリヴァプールといったビッグクラブへの移籍が示唆されており、争奪戦を制すのはどちらか楽しみだ。

7位 ミハイロ・ムドリク

上昇値3100万ユーロ

1億ユーロ以上のビッグディールでシャフタールからアーセナルに移籍するかもしれないミハイロ・ムドリク。爆発的なスピードを武器にしているムドリクだが、今季のCL予選ではトップスピードで1位を記録している。

6位 モイゼス・カイセド

上昇値3500万ユーロ
アルゼンチンのマク・アリステルと同じように南米からブライトンにやってきたカイセド。中盤のフィルター役としてブライトンの攻守の要となっている選手だ。シーズンが始まる前は600万ユーロだったのが、現在では3800万ユーロと数倍に跳ね上がっている上昇株だ。

5位 ジャマル・ムシアラ

上昇値3500万ユーロ

W杯でも日本代表を苦しめたドイツの神童。ペドリやベリンガムと同じく既にワールドクラスの領域に踏み入れている存在だ。

4位 ブカヨ・サカ

上昇値3500万ユーロ

現在プレミアリーグ2位のシティと勝ち点8ポイント差をつけてぶっちぎりの1位を維持するアーセナルの主力、サカ。アーセナルの生え抜きとして今季で4年目となった今、着実に成長を積み重ね、市場価値も1億ユーロの大台に乗ることに。

3位 エンソ・フェルナンデス

上昇値4000万ユーロ
 
今季にリーベル・プレートからベンフィカに移籍しプリメイラリーガで活躍していたエンソだったが、W杯のアルゼンチン優勝に絶大な貢献をしたことで一気に市場価値が上昇。現在チェルシーが獲得に動いていると報道が相次ぐが獲得に向けて1億2000万ユーロ(エンソの契約解除金額)以上で検討しているという。

2位 ヨシュコ・グヴァルディオール

上昇値4000万ユーロ
 
W杯が始まる前から注目若手選手として多くのメディアで取り上げられていたグヴァルディオール。満を持してW杯でその頭角を現した。今シーズンには所属しているライプツィヒとの契約を更新しているため、グヴァルディオールの獲得に動くクラブは手を焼くことになるだろう。

ユース時代はLSBをメインにやっていたことからサイドにも適性があり、且つ左利き。更には攻撃時の組み立ても得意という正に現代サッカーにおける最高峰のセンターバックだ。

1位 フヴィチャ・クヴァラツヘリア

上昇値4500万ユーロ

W杯にも出場していた選手でもなく、市場価値に補正がかかるプレミアリーグのクラブに移籍したというわけでもないのにも関わらずこのランキングのTOPを飾ったのはナポリのクヴァラツヘリア。前半戦はキレのあるドリブルでナポリの攻撃陣を牽引。

シーズン後半戦はチャンピオンズリーグのノックアウトステージを控えている。セリエAだけでなく欧州のコンペティションでどこまで活躍できるか楽しみだ。