Diario de mallorca紙によると、RCDマジョルカはマジョルカ議会と150万ユーロ(付加価値税込み180万ユーロ)と引き換えに、22-23年シーズンのスタジアムの名称を決定することで合意した。
なお、同スタジアムは、州政府およびパルマ・デ・マヨルカ市議会も含めた合意により、引き続き「ビジット・マジョルカ・エスタディ」と呼ばれる。
この金額は、2回に分けて支払われる。2022年に受け取る1回目の分割払いは、マジョルカ議会が約75万ユーロを負担。
2回目の分割払いでは、50万ユーロがバレアレス諸島政府から、25万ユーロがパルマ市議会から支払われる予定だ。この金額は2023年6月時点で受け取ることができるが、口頭で伝えられただけで確定している訳ではない。
このように、マジョルカは、過去2シーズンに引き続き、スタジアムのネーミングを通じて、島の観光地としての魅力をアピールしていくことになる。2020年6月、島の振興とパンデミック後の経済復興のために、スタジアムの名称を無償で提供することを決定していた。
マジョルカは2022年4月、クラブが少なくとも2064年まで同スタジアムの使用を継続できるよう、市議会との契約を延長することを発表した。このニュースは、マジョルカが2024年までに約2000万ユーロを投資し、実質的に新しいスタジアムを建設するために進めているインフラ改修のプロジェクトを加速させるものである。これはCVCの資金が用いられる。
すでに行われている工事の中には、一般の人々をよりピッチに近づけるための陸上競技用トラックの撤去や、試合日以外でも収入をもたらすような様々なサービスを生み出すことなどが含まれる。