アンスファティ

前回はこちらでグループBについて紹介。今回は今シーズン随一の死の組、グループCの見どころポイントについて紹介していく。

グループA、Bはこちら

スカッド総市場価値はtransfermarkt参考

バイエルン・ミュンヘン

総スカッド市場価値:8億6053万ユーロ

今季のCLを優勝することでリヴァプールやミランと優勝回数2位タイになるバイエルンレヴァンドフスキやズーレが去就、デリフトやグラーフェンベルフ、そしてマネとメンバーを入れ替える。新加入のマネ含めコマン、ミュラー、サネ、ニャブリとタレントが揃う攻撃陣は相変わらず非の打ちどころがない。

そして19歳ながら既にバイエルンの攻撃において欠かせない存在となっているムシアラだが、守備面には課題を抱える。ナーゲルスマンがチャンピオンズリーグで彼をボランチとして器用したときにディフェンス時のポジショニングのズレは強豪クラブを相手にしたときに狙われるかもしれない。

バルセロナ

総スカッド市場価値:7億9320万ユーロ

今季は欧州のコンペティションでも優勝争いを狙えるほどのスカッドを揃えたバルセロナだが、またもや因縁の相手バイエルンと同じグループに入る。レヴァンドフスキはバルサに移籍して早々の対戦となる。バイエルンで培った勝者のメンタリティをバルサに還元できるか期待だ。

ワールドクラスのインテンシティを誇るバイエルンに14-15シーズン以来勝利できていないバルセロナだが、今シーズンは手札の数が以前とは異なる。監督としては新芽のシャビが欧州最高峰のコンペティションでいざというときにどのような采配で誰を器用してくるのか楽しみだ。

インテル

スカッド総市場価値:6億1055万ユーロ

ポット3に紛れ込んでしまった良い意味での一番の大外れだ。セリエAの中では一番と言ってもいいほど完成されたチームで、昨季のCLではリヴァプールをあと一歩のところまで追い詰めたクラブがバイエルンとバルセロナと死闘を繰り広げることになる。

インテルの今シーズンの見どころはやはりラウタロとルカクのゴールデンコンビ。ルカクは取り屋としての特色が濃い一方でデコイ的な役割やポストプレーで決定機を演出できる一方でラウタロは絶妙なポジショニングとワールドクラスの決定力を備えている。

このゴールデンコンビがバイエルン、バルセロナ相手にどこまで通用するかはインテリスタだけでなくセリエAファンは注目するだろう。

ヴィクトリア・プルゼニ

スカッド総市場価値:2415万ユーロ

チェコリーグの強豪クラブ、プルゼニだ。選手層的にも上位3クラブとは大差があるが、21–22シーズンのCLでもモルドバのシェリフがマドリーにジャイアントキリングを起こしたように、サッカーでは何があるかわからない。

またツイッターでは死の組に入ってしまったプルゼニの選手たちの動画が話題に。