セルティック

2022年も半分。欧州の21-22年シーズンが終わってから1ヶ月が経ち、新シーズンへ向けて市場の動きがよく見られる。一方でJリーグは後半戦に差し掛かっており、好調なチームと不調なチームの差が顕著に見られるようになってきた。

今回注目するのは日本人選手。近年は海外で活躍する選手も多く、昔に比べると評価が上がっていることだろう。2022年に最も市場価値の上昇した日本人選手トップ5を見ていこう。(2022年1月から6月末の間)

4位タイ 伊藤洋輝(23歳、シュツットガルト)

+150万ユーロ

450万ユーロ

4位タイの一人目はシュツットガルトのDF伊藤洋輝。21-22年にジュビロ磐田からレンタル移籍されると1年目から主力として活躍。リーグ戦29試合(スタメン26試合)に出場した。また、この活躍もあり、6月に行われたブラジルなどとの代表戦で初招集され、初出場も果たした。

4位タイ 板倉滉(25歳、マンチェスター・シティ)

+150万ユーロ

500万ユーロ

2019年にマンチェスター・シティ移籍が発表された板倉は、労働ビザの関係上フローニンゲンへ移籍。そこで1シーズン半過ごした後、ドイツ2部へ降格したばかりのシャルケへ活躍の場を移した。シャルケでもスタメンとして安定した活躍を披露。チームの経済的な問題で1シーズン限りでの退団となったが、来シーズンはどこで活躍するのだろうか。

4位タイ 堂安律(24歳、PSV)

+150万ユーロ

800万ユーロ

10代の時から欧州で活躍し、現在は強豪PSVで着実に成長を見せる堂安律。21-22年は限られた出場機会の中でゴールという目に見える結果を残し続けた。来シーズンの更なる飛躍が期待される。

3位 旗手怜央(24歳、セルティック)

+170万ユーロ

250万ユーロ

2022年冬に川崎フロンターレからセルティックに移籍した旗手怜央。初戦から良いパフォーマンスを見せると、2戦目で移籍後初ゴール。レンジャーズとの一戦では2ゴール1アシストと一気にセルティックファンの心を掴んだ。後半こそ調子を落としたものの、来シーズンはベストコンディションでの活躍が期待される。

2位 奥川雅也(26歳、ビーレフェルト)

+180万ユーロ

500万ユーロ

19歳の時からオーストリアのザルツブルクでプレーし、21-22年はドイツのビーレフェルトで活躍した奥川雅也。レギュラーとして33試合(スタメン30試合)に出場し、4試合連続を含む8ゴールをマーク。ただ、チームは17位に低迷し、2部リーグに降格。奥川も同時に移籍することが噂されている。

1位 前田大然(24歳、セルティック)

+240万ユーロ

350万ユーロ

2022年冬に横浜Fマリノスから期限付きでセルティックへ移籍した前田大然。リーグ戦11試合で5得点をあげるなどストライカーとしての役割を果たした。この活躍もあり、2022年から完全移籍でセルティックの一員になることが決定した。