サッカーの花形は何と言ってもゴールである。しかし、時にそのゴールの美しささえ上回るアシストを見せてくれる選手もいる。

2021年もまもなく終わりを迎えているが、2021年で最もアシストを記録した選手5名を紹介する。

2021年最も多くのアシストを記録した選手トップ5


5位 アレクサンダー・アーノルド(19アシスト)


リバプールの不動のサイドバックとしての地位を確固たるものとしている彼は左サイドバックのロバートソンと共に驚異的なアシスト力を誇る。19−20シーズンのプレミアリーグでは13アシストを記録するなどリバプールファンの心をつかんでいる。今シーズンもここまでプレミアリーグで8アシストと好調を維持しており、2021年は31試合の出場で19のアシストを記録している。

4位 ラファ・シウバ (20アシスト)


2016年からベンフィカでプレーする彼は持ち味のドリブルとスピードを武器にアシストとゴールを量産。今シーズンのポルトガルリーグでは14試合の出場で13アシストと圧倒的な数字を残している。2021年は20のアシストを記録している。

3位 キリアン・エムバペ(26アシスト)


世界最高の選手になりうる可能性を秘めているエムバペは周知の通り得点能力はもちろん、アシストの能力も突出している。メッシが加わった今シーズン、すでにリーグ戦8アシストと得点力と共にアシスト能力も発揮している。2021年は26アシストを記録している。

2位 トーマス・ミュラー(30アシスト)


バイエルン・ミュンヘンで長年プレーする彼は先日CL史上8人目となる大会通算50ゴールを記録するなどその得点力も魅力だが、アシスト能力も圧倒的である。19−20シーズン、20−21シーズンと2シーズン連続でリーグ戦20アシストを記録しており、今季もここまで17試合の出場で15アシストを記録している。そんなミュラーが2021年に記録したアシスト数は30。

1位 ドゥシャン・タディッチ(37アシスト)


現在アヤックスでプレーするタディッチはここまでイングランドのサウサンプトンや、オランダのフローニンゲンなどでプレーしてきた。持ち前のテクニックを武器に攻撃的MFとしてアシストを量産してきた。先日33歳になった彼だがテクニックは衰えることを知らない。何度もシーズン2桁アシストを記録している彼だがアヤックスに加入してからの彼は驚異的である。今シーズンもここまで13アシストを記録しており、昨シーズンのリーグ戦18アシストもあって1年間のアシスト数は37を記録した。この37という数字はメッシが2011年に打ち立てた36を上回る数字である。