F1チャンピオンシップが終了した。マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの2021年の長きにわたる戦いの決着がアブダビグランプリでついたのだ。
結果は、レッドブルのフェルスタッペンがF1タイトルを獲得し、最終戦の最終ラップでオーバーテイクしたメルセデスのハミルトン時代に終止符を打った。オランダ出身のフェルスタッペンにとっては自身初のタイトルとなる。
MAX VERSTAPPEN. WORLD CHAMPION!!!
— Formula 1 (@F1) December 12, 2021
A stunning season by an extraordinary talent#HistoryMade #F1 @Max33Verstappen pic.twitter.com/FxT9W69xJe
2020年はF1にとって財政的に厳しい年となったが、オランダ人ドライバーとイギリス人ドライバーの栄光をかけた戦いは、レースに新たな息吹をもたらした。コロナ禍の中、過去のシーズンとの間で金額の開きがあったかもしれないが、『The Sports Grail』によると、F1は13億8,000万ドル(約1567億3800万円)近くを計上するという。
しかし、フェルスタッペンがF1から優勝ボーナスや賞金を受けることはない。他のスポーツとは異なり、チャンピオン・タイトルの授与を待つだけとなる。
F1の権利を獲得したリバティ・メディア・コーポレーションは、F1に参加しているチーム(フェラーリ、レッドブル、メルセデス、アストンマーティン、マクラーレン、アルピーヌ、アルファ・タウリ、アルファ・ロメオなど)に、得られた利益をすべて平等に分配する責任を負っている。
ドライバーとチームの間で、レースで優勝したり表彰台に上がったりした場合のボーナスについて、給与の交渉が必要となる。