ラ・リーガは、USクラブサッカーと2015年から締結している契約を3年延長することを発表した。このプロジェクトは、ユースサッカーを推進するためにラ・リーガが新たに取り組んでいる「LaLiga Grassroots(ラ・リーガ・グラスルーツ)」の一環でもある。
「北米におけるラ・リーガ・グラスルーツの活動は、コーチの重要性、選手の総合的な育成、そしてラ・リーガ各クラブのユースアカデミーに用いられる技術の活用に焦点を当てている」と、声明を発表している。
2015年から現在までに、米国内の400以上のクラブから約1,700名のコーチが「ラ・リーガ・グラスルーツ」のメソッドによる指導を受けており、今回の契約延長を受けて、この数字はさらに増加すると予想されている。
また、ラ・リーガは、今後数年間、同地域におけるクラブの協力とプロモーションを拡大する計画で、商業的な分野でもチャンスがあると見ている。
LaLiga North AmericaのCEOであるボリス・ガートナー氏は、「ラ・リーガの人気を上手く利用し、米国におけるサッカーの成長を促進することは、優先すべき事項だ」と述べている。
ラ・リーガ・グラスルーツのスポーツプロジェクト責任者であるフアン・フロリット氏は、「ラ・リーガの教育プログラム(LaLiga Formation Methodology)は、ラ・リーガのクラブが国際的に活躍できる要素であるユースアカデミーをモデルにしている」と述べている。
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